ヒーロー動物病院(1階)
その他
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サイン:門司港美術工芸研究所OB西田孝弘氏
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動物病院:待合室
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動物病院:猫の部屋
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共同住宅2F:ガーデンテラス
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共同住宅2F:LDからのぞむガーデンテラス
- 建物用途
- 動物病院+共同住宅
- 竣工
- 2022.2
- 建設場所
- 北九州市門司区栄町
- 構造規模
- 鉄筋コンクリート造3階建
- 延床面積
- 403.22(㎡)
- このプロジェクトは施主の“シャッター街となりつつある商店街に賑わいを”との想いから始まりました。
商店が密集する場所にぽっかりとあいた空間、ここに新たな賑わいづくりの場として、「獣医師である息子さんが開業される動物病院と愛犬・愛猫と暮らせる賃貸住宅を併設した建築をつくる」「商店街側に整備されたドッグランと共に、トリミングショップやペットフード専門店など関連する店舗の将来的な出店を促す」という計画です。
まちにひらかれた空間となるよう、敷地には隔てを設けず人も動物も自由に通り抜けられるように道沿いに建物を配置しました。アプローチには、来訪者がスッと身を寄せられる奥行きの深い印象的な軒を設け、ガラス張りの待合室から連続する軒下空間が内と外の賑わいを緩やかにつないでいます。また、上階の住戸は眺望が得られないため、住戸をセットバックさせた余白にベンチと花壇を備えたガーデンテラスを設け、積極的に風景をつくる方針としました。病院の存在を顕在化させながら軽やかでアイコニックな建築に、上階は狭隘な住環境に光・風・緑を感じる空間が生まれたのではないかと思います。
道路沿いの看板にはヒーローマントを付けた犬と猫が楽しげに港街を駆けている様子が描かれています。門司港美術工芸研究所OBの西田孝弘さんが施主の想い受けて描いた作品です。この絵のように、動物病院が街に賑わいと安心を与え続けるヒーローとなることを期待しています。